ストライドを広げるには膝の高さが重要

分析:テーマ編有料会員無料会員静的指標

今回、ストライドが広いランナーは、どんな特徴のフォームを持つのか分析してみました。
マラソンの場合は、股関節の可動域の広さが特にストライド幅に影響を与えていました。

図1のマラソンと中長距離ランナーでピッチが200を超えた領域(オレンジ点線の囲み)では、同じピッチにも関わらず、ストライドが広いことの具体的な理由を知りたいと思います

図1 ピッチとストライド(身長規格化)


ストライド幅に効くと予想される項目は、股関節の開脚幅が広い、両足が空中を飛んでいる時間が長いことなどが考えられます。一つひとつ見ていきます。

脚の振り方(股関節の開脚幅)とストライド

大腿角と下腿角の角度の定義を図2に示します。
まずは、股関節の開脚幅として、大腿を前方振りでの最大の角度と後方に振る最大の角度とストライドの関係を調べます。

図2 大腿と下腿の角度


大腿角の前方振りの最大角度

マラソンから短距離走まで、大腿を前方に高く振る(膝が高く上がる)につれて、ストライドも広がっています。

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脚の振り方(股関節の開脚幅)とストライド

大腿角と下腿角の角度の定義を図2に示します。
まずは、股関節の開脚幅として、大腿を前方振りでの最大の角度と後方に振る最大の角度とストライドの関係を調べます。

図2 大腿と下腿の角度


大腿角の前方振りの最大角度

マラソンから短距離走まで、大腿を前方に高く振る(膝が高く上がる)につれて、ストライドも広がっています。

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