ランニングフォーム

分析:ランナー編

0-16-1-Ozaw Marathon M Age57 PB 3:24

総評 ストライドが他ランナーと比較して広い特徴があります。O脚気味のため、着地で膝が外を向いてるため膝が捻る力がかかるので故障リスクがあるので、足先と膝を真っ直ぐに着地するように修正が望ましいです。典型的な踵着地で、ブレーキになり、衝撃吸収で膝の屈曲が大きめとなり、結果身体の上下動が大きくなっています。ストライドが広いので、フラット着地に修正する余地があると考えます。 チャートによるパフォーマンスバランス評価 ランニングフォームの全体的な特徴を示すため、主な指標をレーダーチャートを使って評価しました。3本の円の真ん中が全ランナーの平均で、内側外側の円はそれぞれ標準偏差の-2シグマと2シグマの分布を示し、外側ほど優れた指標を表しています。 ①② 明確なストライド走法である(ストライドが平均より広く、ピッチが平均より少ない) ③ 身体の上下動がやや大きい(小さい方が良いとして判断) ④ 着地期間GCTが少し長い(短い方が良いとして判断) ⑤ 空走期間が少し短い(両足が地面から離れ空中にある期間) ⑥ 大腿の前方への最大振り出し角度は標準レベルで良い ⑦⑧⑨ 着地時に脚が前方へ振り出したまま...
分析:ランナー編

0-15-1-Yosh Marathon M Age50

普段ランニング練はしない(マラソンもしない)が、毎年3kmのタイムトライアルがあり、今年も4分/kmを維持するのが目標という、50歳男性ランナーのYoshさんのフォーム分析をしました。普段あまり走らないとは思えないほど、3分/kmと速い走行でもフォームの崩れはなく、多くの指標において大学の陸上部に近い指標パフォーマンスを示していました。左右差などのフォームの癖は少ない方ですが次ような特徴が観測されました。着地衝撃による骨盤ドロップが大きく、そのための上半身の左右の横振れが少し見られる。左側の着地時の骨盤ドロップがより大きいので、重心バランスを取るため左腕を横に広げて振り、全体的に上体が右側へ傾く特徴がある。左膝が(右より)伸びた状態で着地するため、左足が弱いがカカト着地になっている(右はフラット着地)。かつ、左膝の屈曲変化が右より強いため、強い蹴りとなり身体の上下動の変動が右側の着地より大きい。 1.走力パフォーマンスの概要 計測時のランニングスピードが3分/kmと速いが、フォームの崩れは無くバランスが取れている。50歳の年齢としては優れていると思われます。 計測時の速度が3分/kmと...
分析:ランナー編

サブ3ランナーのフォーム解析結果

今回は、40代前半のサブ3の市民ランナーさん(B20221111-no)の解析を行いました。 本人は、ご自分のフォームについて周りからちょっとおかしいと言われたことがあり、気になっていたこともあって、フォーム解析を申し込まれました。月間走行距離は、300〜400kmと多く、サブ3と極めて速く優れた走力のランナーさんです。 なお、今回は側面のみの解析コースを選択されたので、身体の左右差その他多くが分からないのですが、今回のフォームの特徴は、横からでもその原因がわかってきました。 フォームの特徴は、頭含め上体の前傾姿勢が強く、重心の真下付近に着地し、膝の屈曲も非常に少ないことが、高速ピッチ(240)での走りを可能にしてました。着地ブレーキの影響を受けにくい走りであることと、地面を後方に脚を蹴る際に、腕を前に大きく振ることで推進力を稼いでいるようです。 ただし、高ピッチを優先するフォームとなっているため、必ずしも省エネのフォームとは言えないようです。もっと速く走るにはストライドを伸ばす走り方と、伴って省エネのフォームを工夫することで、パフォーマンスはまだまだ上がると思います。以上詳しくは、N...
分析:ランナー編

マラソン市民ランナーのフォーム解析結果追加

フルマラソン以上を走るシニアの一般ランナー様ですが、綺麗なフォームをして居ました。(データ B20221023-mi.csvを選択し決定を押す) ぱっと見たところは、かかと着地が気になるかも知れませんが、超長距離を走るには着地衝撃をいろんな手段で分散させた方が故障しにくいとも言えるので私としては、一概に悪いとは言えないと思います。(シューズのかかとの減りが早いデメリットは確かですが。) ビデオはもちろんアニメーション化しても分からないことが、数値評価(グラフなど)で明らかになってますので、興味のある方は観てください。解析で分かったことの一部を紹介します。 腰の回転量が肩の回転より大きい(初めてのケースでした)。また、腰が脚の振りに先行して回転するのが一般的ですが、そのタイミングがかなり早いので、骨盤の回転を大事にした走りになって居ます。(グラフから読み取れますが、説明しないと難しいかもです) 身体の上下動が大きめですが、第一の理由は、着地で膝の屈曲が大きく、後脚で地面を蹴る走りになって居ます。太腿とふくらはぎを使う走り方になっています。しかし、筋持久力が優れていれば、衝撃が少ないので悪...
お知らせ

やっと、スマホの動画でランニングのモーションキャプチャーが出来ました。

ご無沙汰でした。エンジニア・スタッフ、かつ代表のヒデです! コロナ禍で、ご本人やご家族で罹患されたりした方にはお見舞い申し上げます。特に、医療従事者の方には心より感謝いたします。 今回、長ーい自粛期間を使い、課題だったデータ処理の簡易化・精度向上に取り組んで来ました。また、自分は足が遅いし、フォームも悪いし、しかも、恥ずかしながらフォームがわからなかったので、ずーっと模索してきました。 そして、あるきっかけから正しいフォームへのヒントが得られ、そこからフォーム改善の試行錯誤に取り組みつつ、自分で動きを体感しては、アニメーションの3次元骨格モデルの構築と計算とソフトの改良を続けてきました。 そして10月に特許の出願も終えて、この技術を使ってのランニング評価のサービスを11月から再開することになりました。よろしくお願いします。
業務ブログ

ランナーズ6月号にちょっとだけ記事が載りました

ランナーズに