スピード・ピッチ・ストライドの傾向

スピード・ピッチ・ストライド

スピードは ピッチ(回数/分) x ストライド(1歩の幅)で表される。
マラソンの市民ランナーから、大学陸上の選手の短中長距離走までのデータを調べてみた。

(1)ピッチと速度の関係(図1)

①マラソン(市民)Gpはピッチが200以下とそれ以上で傾向が異なる。
200以下では、ピッチ多くなるとスピードも上がるが、200を超えるとスピードが頭打ちになっている。
②大学生の中長距離走選手Gpは、ピッチが200以上で頭打ちの傾向はマラソンと同じだが、到達スピードはマラソングループより速い。
③短距離跳躍のグループでは、女子はピッチが250を超える領域でも、ピッチを上げるとスピードが上がっている。男子は、この傾向が弱くスピードが頭打ちの傾向である。

図3ピッチとスピード


ストライドと速度の関係を(図4)
市民マラソンGp①と中長距離の大学生Gp②はストライドが伸びるに従いスピードが上がる。
短距離跳躍Gpは女子Gpは、ストライドが広くなると速度が上がっているが、男子は上がっていない。

図5ストライドとスピード


ストライドとピッチ関係(図6)
市民マラソンGp①は、ピッチが200以下からピッチが増せばストライドも広い大きな傾向があり、200以降ではストライドが短くなる傾向がある。
大学生中短距離Gpと短距離跳躍のGpは、ピッチが増すとストライドが狭くなる。

図6 ピッチとストライド


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