スタッフ ひでしです。
撮影会の翌日は板橋Cityマラソンに久々に出場しました。
昨年の9月から自身のフォーム解析の結果から、フォームを大きく変えて走る練習をして来ました。実は、フォームのアニメーションを開発し動作解析をしながら、始めてフォームのキーポイントが理解でき、それが本当かを自分の体で実験をすることを進めてきました。
当初は新しいフォームの維持に筋力がついて行かず、大臀筋、ハムスト、腰などの筋肉が凝りましたが、3、4ヶ月でやっと20kmぐらいはフォームを維持できるようになって居ました。
で、本番は。
練習ではこの半年でも30km1回、20km2回、普段は7km前後を朝走るぐらいしかしてないので、フルはきついだろうと思ってました。
目標は、フォームとペースを崩さず何kmまで行けるかという今の実力を把握することでしたので、その意味で結果は出せました。
キロ5’25”の一定ペースで走り、20km前あたりから脚の付け根の筋肉に疲労を感じ始めました。ここは、意志の力でペースとフォームの維持をするぞと粘りましたが、30km付近でトイレやエイドに寄ったりしたあたりから、脚に力が入らなくなって失速。加えて、35km過ぎには、ふくらはぎが両方突然攣る寸前にまでなり、長距離練をして居なかった事と水分補給不足が原因と思われます。
結果は4時間を切れずで終わりましたが、以前のフォームの時よりもまだまだ伸び代があるのを感じられました。加えて走りながら骨盤の上に上体を乗せたままで速度は落ちずに脚を休める感覚も体感できたこと、腕振りが脚を前に出す助けになっているのもわかりと、フォーム改善の効果は幾つも実感できました。
さらに、従来は20km過ぎると足底が熱く痛くなり辛い思いを必ずして居ました。今回は、かかと着地がフラット着地となり、脚の運び方も変わったので着地衝撃も少なくなったようで(他に、靴下もやや厚手に変更)、症状は発生しませんでした。
この先も新フォームに必要な筋力や体幹や運動神経ができてくれば、加齢による体力低下の影響を抑え、末長く走れるものと期待しています。
今後、フォームをアニメーションで理解し始めて自分のフォームを変えることが出来た体験談をまとめたいと思います。