ここでは、弊社サービス用のビデオを自撮り撮影するための方法を説明しています。
申し訳ありませんが、撮影条件に制約があります。実は非常にシンプルな条件なのですが、慣れないと難しいと感じるかもしれませんが、よろしくお願いたします。

(我々も、心配のあまり細かく記載してしまいました)読みにくいとは思いますが、目を通して頂けると間違いがない撮影ができます。
なお、Q/A欄を設けましたので、質問は本ページの最下段のコメントに記載して下さい。

1 カメラの設定

スマホやタブレットのカメラで撮影を原則とします。3次元データ解析においては使用したカメラのズーム比や、画角など様々な仕様がほぼ決まっていることが必要です。そのためできるだけ基本機能で撮影した動画が必要となります。
デジカメの場合は、手ぶれ補正や画角やシャッタースピード、ズームなどのパラメターが多く、設定が弊社の想定範囲を超えると計算不能となります。そのため、どうしてもデジカメで撮影したい場合は必ず事前にお問い合わせに相談ください。

診断コースにより必要な撮影動画が異なります

  • コースC : お手軽3D(基本コース)
    側面撮影のみ。
    手持ちはせず、必ず三脚などに固定してブレを防止してください。
  • コースB : リアル3D (オプション)
    真横と背面から、同時に撮影。
    難しい場合は、走るときに速度やフォームを出来るだけ同じにする。

画素数など動画撮影のカメラの設定

画素数 HD・60 (横1920画素 縦1080 60p )
    60とは一秒間に60枚の映像が撮れることを意味しています。

ズーム(倍率、広角とか望遠とかの表現になります):
 側面撮影:ズーム無し  倍率1x
 背面撮影:拡大 2、3倍程度(望遠)

カメラの向き:横置き(横長)

iPhone13の設定例

iPadPro(’19)の設定例

撮影動画の画素数の確認方法

iphoneで撮影した場合は、その動画を再生できる状態にしておき、下の i を押すと、画素数などが表示される。 1080pや、1920×1080・60 の値を確認できればOK。 
注意1902×1980・30 の最後の値は、1秒間に30枚しか撮影されないので、データ不足なので設定し直しをお願いします。

写真は、iPhone13での場合を示しています。

2 ランナーとカメラの配置レイアウト

次の図は、上から見た時の、ランナーの走行(右から左に走る)と2台のカメラ配置を示します。

カメラ配置レイアウト

側面からの撮影

画面は横置き、三脚にセット、ビデオモードで画面を確認しながら、カメラが水平で傾きがないようにする。
       カメラは走行方向に対して左側に設置願います。マーカーも体の左に貼ってます。

人物が5歩から8歩入る程度にカメラの距離を調整(ズームはいじらないで初期の1倍)

背面からの撮影

カメラでランナーの真後ろの姿を取りたいのですが、カメラがランナーの走行ライン上になるので、大別し2つの方法で撮っています。
1. ランナーと別の人がカメラを手持ちで撮影する方法
 カメラマンがランナーが通り過ぎたら素早く、真後ろに回り込み、後ろ姿を撮影する方法になります。

2. スタート側近くでカメラを構える方法

背面撮影例 カメラが回り込む

ランナーが通過後に真後ろに回こみ、カメラを背中に向ける(手ぶれ注意)。(拡大ズーム)
画面中心にランナーが来るようカメラの向きを調整し直ぐ固定。

ランナーの後に回り込む

背面撮影例 固定カメラの脇を走る

3脚を立てて、3倍ズームにして、カメラの前から走ってもらうか、3脚を避けてもっと後ろから走って、画面中央の仮想ラインを走ってもらう。

三脚固定のカメラの脇をすり抜ける

ランナーとカメラの中心を合わせる
次のビデオ例では、カメラ中心とランナーの走行ラインが少しずれています。左右差の解析精度を上げるため、ランナーの走行ラインとカメラ中心を合わせてください。

ズーム拡大に設定しておく
ランナーがカメラから離れて必要な範囲で小さくなるので、最初から2〜5倍のズームに設定してください

2台のカメラは同時撮影がベスト
データの3次元化のためには、側面からと背面から2台で同時撮影が基本となります。

2台用意できな時は別々に撮影
カメラが1台しかない場合は、背面撮影は側面と別々に撮影せざるを得ませんが、走る速度やフォームを極力2回とも同じになるようにしてください。
(なお、同時撮影でない場合、精度が若干落ちる可能性もあることをご了解ください)

3 撮影した動画データの加工(トリミング)と送付について

ビデオを撮影するときは、録画ボタンを押しっぱなしでやる方がいい場合があります。

動画が長くなるので、可能ならば、フォームが写っている時間の範囲のビデオにトリミングをしてください。
ランは1回でも、3回でも構いませんので、それが写っている時間範囲が収まっていればOKです。ただし、どのランが希望か番号を指定下さい(もしくは弊社お任せでよければ、こちらで選択します)
複数回映っている場合は、側面と背面でランニングの順番は同じ順が必要)
やり方がわからないときは、そのまま送ってください。

最終的には、フォーマットは、.mov(撮影直後の標準)や.mp4

送付してもらう専用のサイトは、メールでお知らせします。

4 身体へマーカーの貼り付け

左肩と左の腰の2ヶ所に2枚ずつ貼ってください。

大きさは3 〜5cm角の四角形
2.5cm角のテープなら横に並べ4cmを確保。

色:服や背景に埋もれず明るい色

服が白でなければ運動用の白テープ幅5cmが視認性が良いです。(ガムテープは実績がなく避けてください)

Q/A (撮影に関してのみ)

撮影に関する不明な点は問い合わせいただくか、このページ下部のコメント欄へ記入していただければ、回答をこのQ/A欄に掲載します。名前はニックネームでOKです。メールは公開されませんので、返信に使いますので記載願います。

Q:側面撮影ですが、場所の制約で左から右に走るシーンしか撮れません。なんとかなりませんか?
A:では、その条件で左から右で撮影して下さい。その場合、身体につけるマークを右側につけて下さい。
弊社内で画像を左右反転して処理します。診断結果の自動処理したデータが左右逆の表現になる部分がありますのでご了解ください。記述式のところはその旨を文中に記載します。

Q:いつも夜練習しているので、夜間照明の下での撮影は大丈夫ですか?
A:明るい日中の撮影でお願いします。理由は、夜は照明が強くても、影になる部位が見えず解析できない時があります。また、カメラが自動的に長時間露光となるため、脚など速い動きの画像がブレてしまいます。

Q:仕事帰りに夕方、太陽が翳り始めた時間の撮影は大丈夫ですか?
A:明るさとカメラの性能によっては画像のブレが発生する場合があります。試しに撮影し、動画を確認して見て下さい。フォームがぶれてなけらばOKです。
A:非常に雲が厚く暗い時も同じことが起きるので、事前チェック願います。

Q:ビデオに収めるランニングフォームは何回までいいですか。
A:何回か撮影して、お客様自身で選んで、1ランにトリミングでまとめて下さい。編集の仕方がわからないときは、ムービーの中の何番目のランとか指定してくれれば、長い生画像でもお受けします(ネットで受けられる範囲)

Q:走る速度に目安がありますか?
A:レースペースでのフォームをチェックしたいと思っても、ほとんどの方は(疲れてないため)それよりかなり速く走ってしまいます。フォームが乱れない範囲なら30秒/km程度速くても、フォームの特徴はあまり変わらないようです。なお、撮影の前のウォーミングアップはしっかり行なって下さい。

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